豊島繊維の第1工場北側を調べる消防庁消防研究センターの職員=7月22日午後4時10分ごろ、福井県永平寺町松岡石舟

 4人が死亡した豊島繊維(福井県永平寺町松岡石舟)の工場火災で、消防庁消防研究センターは7月22日、出火原因特定に向けた現場調査を始めた。

 永平寺町消防本部の要請を受け、同センターが職員4人を派遣した。午後1時半ごろから、同本部で出火当時の状況やこれまでの調査結果を聞き取った。午後3時半ごろに工場に出向き、約2時間にわたり現場を確認した。特に焼損が激しかった第1工場北側を入念に調べた。調査は25日までの予定。

 火災は6月20日午後2時ごろ発生。いずれも平屋建ての工場3棟と、技能実習生の寮を兼ねた3階建て事務所1棟を全焼し約7時間15分後に鎮火した。4人が死亡、4人が軽傷を負った。焼失面積は延べ約3460平方メートル。

 豊島繊維は、出火当時に第1工場北側で外壁工事に伴う溶接が行われていたことや、第2、第3工場を結ぶ通路に設置されたシートシャッターが火災による停電で開かなかったことなどを明らかにしている。

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