手作業で次々作られるわらび餅=福井県福井市御幸3丁目の甘露司飛嶋

 ひんやりとした口当たりにぷるぷるとした食感。夏の味覚「わらび餅」の製造が、福井県内の菓子店で最盛期を迎えている。

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 福井市御幸3丁目の甘露司飛嶋では、連日午前8時ごろから作業開始。わらび粉と砂糖、黒糖を溶かした水を混ぜて火にかける。型に入れて1時間ほど冷ますと弾力のある特有の軟らかさに。きな粉をまぶして一口サイズに切り分け出来上がり。

 黒豆が原料の香ばしいきな粉には砂糖を混ぜず、わらび餅そのものの風味を楽しめるという。5月初旬から8月下旬まで夏季限定で販売。1日約30パック、お盆など多いときは100パック以上作る。東郷耕昌社長(61)は「冷やして食べると最高。本物のわらび餅の味を堪能して」と笑顔で話していた。

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