インドネシア・オープン女子シングルスで初優勝を果たし、メダルを手に笑顔の山口茜=7月21日、インドネシア・ジャカルタ

 決して得意にしていなかった会場で初の頂点に立った。7月21日、インドネシア・ジャカルタでバドミントン女子シングルス世界4位の山口茜(福井・勝山高校出身、再春館製薬所)は「インドネシア・オープンはベスト8が今までで最高の成績で、それ以上に行けたのも初めて。優勝で終われてとてもうれしい」と素直に喜んだ。

 リオ五輪銀メダリストで同5位のシンドゥ・プサルラ(インド)には同じ会場で行われた昨夏のアジア大会を含めて4連敗中だった。「前回や最近の対戦はあまり意識せず、今日は今日で試合にしっかりと集中して入れた」。山口の身長156センチに対し179センチと長身の相手の攻撃力を発揮させないように組み立てる。ネット前からのプッシュも効果的に使い、21―15、21―16で勝ちきった。

 今大会はワールドツアーの中で全英オープン、中国オープンと並んで格付けが高く、来年の東京五輪出場権獲得に向けたレースで重要な位置を占める。海外勢も気合を入れて臨んできた大会。「自分はそれに影響されることなく、いつも通りやれたのが結果的にはよかった」と伸び伸びとプレーした。目の肥えたインドネシアの観客を魅了し、「アカネ」と大声援を浴びた。

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