第25回参院選は7月22日午前、全124議席が確定した。安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」は81議席となり、非改選79と合わせた議席が国会発議に必要な3分の2(164議席)を割り込んだ。自民党は57、公明党は14の議席を獲得し、与党で改選過半数(63)を上回ったが、改選前の77議席には届かなかった。立憲民主、国民民主、共産など野党5党派は32の改選1人区で候補者を一本化し、10勝した。立民は改選前の倍近い17議席に伸ばした。

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 自民党は改選議席から9減。単独過半数も失った。公明党は2001年の現行制度下の最多議席に並んだ。政権内で発言力が強まる可能性がある。安倍晋三首相(自民党総裁)が目指す改憲の行方も左右しそうだ。

 自公は前回16年選挙の69議席を超えた。非改選70と合わせ、参院定数245の過半数は確保した。

 野党は1人区のうち東北4県や新潟、長野、大分などで勝利。前回選の11勝には及ばなかった。

 立民は改選9議席から17に増やした。与党や改憲を容認する無所属などとともに改憲勢力に位置付けられる日本維新の会も3増の10議席へ伸ばした。国民は2減の6、共産は1減の7、社民は改選数維持の1議席。政治団体「れいわ新選組」「NHKから国民を守る党」もそれぞれ比例代表2議席、1議席を得た。

 総務省によると、選挙区の投票率は48・80%。過去最低の44・52%に次ぐ低水準となった。

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