ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会で金賞に選ばれた「いよかんマーマレードと黄金の梅」

 製菓、製パン原材料、資材卸のカリョー(本社福井県福井市問屋町2丁目、新谷雅嗣社長)が、福井県南越前町河野地区を中心に栽培されているブランド梅「黄金の梅」を使って開発した「いよかんマーマレードと黄金の梅」が、英国発祥のマーマレード審査会で最高の金賞に輝いた。

 審査会は「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」。英国では2006年から毎年開催され、世界40カ国から3千点超の出品があるという。日本大会は、かんきつ類の栽培が盛んな愛媛県八幡浜市が企画し、5月に初めて開かれた。プロ、アマチュア両部門に国内外から1614点が寄せられ、審査員には有名シェフやパティシエ、大手ジャムメーカー役員らが名を連ねた。

 カリョーはプロの部で、かんきつ類とその他の食材を組み合わせた「ミックス・マーマレード」部門の金賞に選ばれた。いよかんマーマレードに黄金の梅のジャムを混ぜ合わせた逸品で、豊かな香りとすっきりとした味わいが特徴という。

 黄金の梅は、福井梅の一つの品種「新平太夫」の中でも、樹上で完熟して自然落下したものをいう。実は黄色くなり、アンズや桃のような香りがする。

 かつては塩漬けとして出荷されていたが、福井県が販路拡大に向けた商談会を開くなどして、近年は菓子やジャムの材料としてのニーズが高まり、カリョーをはじめ県内外の製菓会社で使われている。産地は嶺南にも広がっており、出荷量は例年10トンほど。需要の高まりを受け、産地では新平太夫の木を新たに植えるなど、生産拡大に向けた動きが活発になっている。

 「いよかんマーマレードと黄金の梅」(150グラム入り、税別950円)は、同社小売店「C&C Fukui」で販売している。

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