女子シングルスで1回戦を突破した山口茜=7月16日、インドネシア・ジャカルタ

 バドミントンのインドネシアオープンは7月16日、インドネシア・ジャカルタで女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング4位の山口茜(福井・勝山高校出身、再春館製薬所)は、同22位の李雪芮(り・せつぜい)=中国=を2―1で破り2回戦に進んだ。

 第1ゲームは、終盤に連続失点し18―21で落とした。第2ゲームは、立ち上がりから7連取で主導権を握り21―10で圧倒。第3ゲームは3―4から4連続得点で抜け出すと、中盤以降も連続得点を決め21―15で勝利した。

 ■第2ゲームから「大きい展開」

 第1ゲームは相手が得意とする低い球を打ち合う展開に付き合って落とした。前回対戦した5月のニュージーランド・オープンでの敗戦が脳裏によみがえる。第2ゲームからは「後ろをしっかりと使って、大きい展開にしよう」と決めた。空調などの影響で風が強いとされる会場で、思い切りよくコート後方を使って揺さぶり、勝利をたぐり寄せた。

 世界ランキングは山口の4位に対し、李雪芮は22位。だが、2012年から15年にかけて1位をキープした実力者だ。14年のヨネックス・オープン・ジャパンで対戦し、山口が初めて世界1位を体感した相手でもある。けがの影響で動きの質が落ちた現在も「ショットの精度は向こうの方が上。やはり強い」と認める強敵だった。

 ワールドツアーの中で格付けの高い今大会は、来年の東京五輪出場枠争いで重要な位置を占める。ただ、山口はそこに意識を向けない。「自分が楽しかったと思えて終われる大会にしたい」と普段通りを貫く考えだ。

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