福井の企業にとってのチャレンジについて討論する(左から)福島毅氏、村上憲郎氏、鳥海智絵氏、湯原裕二氏=7月16日、福井新聞社・風の森ホール

 新しいビジネスモデルの構築と地域の発展を考える「福井ビジネス・イノベーション・セミナー」(福井新聞社主催、野村證券福井支店共催)が7月16日、福井新聞社・風の森ホールで開かれた。福井県内75社約200人が講演や討論を聴講し、技術革新によって変わる環境の中で、新しい製品やサービスを生み出す戦略について考えた。

 元グーグル米国本社副社長兼グーグルジャパン社長の村上憲郎氏が「インダストリー4.0(第4次産業革命)/ソサエティ5.0(超スマート社会)時代のビジネスチャンス」と題して講演し、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)など先端技術を紹介した。続いて、村上氏、野村證券の鳥海智絵専務執行役員と湯原裕二執行役員、マネジテック・グループ(東京)代表取締役の福島毅氏(鯖江市出身)が「福井の企業にとってのチャレンジとは?」をテーマに意見交換した。

 福島氏は、第4次産業革命や超スマート社会の特徴について「消費者側に、これまでとは比較にならないほどの情報がもたらされ、消費者側の力が大きくなっていく」と説明。村上氏は「消費者の意向をサプライチェーン(部品の調達・供給網)にいかに早く取り込み、製品に反映する仕組みを準備する必要がある」と述べた。

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