福井ユナイテッドFC―ジュビロ磐田 磐田の大久保嘉人(22)をマークする福井ユナイテッドの橋本真人(5)。大勢の観客がJ1との一戦を楽しんだ=7月14日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム

 サッカー北信越リーグ1部の福井ユナイテッドFCは7月14日夜、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアムでJ1ジュビロ磐田を招いた「ハピネスマッチ」を開いた。J1のチームが福井で試合をするのは2014年の天皇杯全日本選手権2回戦で、アルビレックス新潟がサウルコス福井(現福井ユナイテッドFC)と対戦して以来。5年ぶりのJ1との試合に2712人の観客が熱狂した。

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 福井ユナイテッドと福井県サッカー協会が、スポーツを観戦する文化の醸成と子どもたちにレベルの高い試合に触れてもらい競技力の向上につなげようと企画。地域リーグのチームとJ1のチームが対戦するのは珍しい。

 試合は3―1で福井ユナイテッドが勝利した。先制したのは磐田。前半15分、ゴール前でMF荒木大吾のパスを受けた元日本代表のFW大久保嘉人が華麗に福井DFをかわすとゴール左隅にシュートを沈めて存在感をみせた。

 福井ユナイテッドも果敢に攻めて磐田ゴールに迫った。36分、DF木村魁人の右CKをDF橋本真人が頭で合わせて同点に追いつくと、2分後、DF木村健佑のパスを木村魁が胸トラップから豪快に蹴り込んで勝ち越し。さらに41分、MF石塚功志が磐田DFをかわして押し込んだ。

 福井ユナイテッドの守備陣もGK植田峻佑が好セーブを繰り出すなど奮闘。後半も代わったGK千葉奏汰を中心に守り切った。MF山城純也やFW山田雄太らの惜しいシュートもあり、ワンプレーごとに盛大な声援が送られた。

 所属するクラブチームの仲間たちと一緒に観戦に来た中学2年の男子生徒(13)は「(磐田の)大久保選手はさすがのうまさだった」と興奮した様子。福井ユナイテッドの勝利には驚きを隠さず「早くJリーグに上がって今度は公式戦での対戦を見たい」と話していた。

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