丁の字の形をした「しゅもく」で、そっと子の頭を小突く青夜叉(左端)=7月14日、福井県小浜市下田

 福井県小浜市下田の愛宕神社で12年に1度の御開帳があり、7月14日、神楽が奉納されて行列が区内を練り歩いた。夜叉が厄を払おうと近づくと、子どもは大泣き。笛や太鼓と泣き声が響き、活気に包まれていた。

 同神社は愛宕大権現などを祭っており、13日夜に開帳された。14日は神楽の奉納があり、黄色い服に身を包んだ笛や太鼓の演者ら約40人が、午後2時に集会所を出発した。

 赤と青の面をかぶった2人の夜叉が、高さ約2メートルの竹筒「じゃらんこ」をざらざらと引きずって先頭を歩き、邪気を払った。もう片方の手には、頭を小突くと厄を払うとされる「しゅもく」という丁の字の形の棒を持っている。夜叉が子どもを見つけ、そっと頭を突こうとすると、大きく裂けた口を見て子どもは絶叫し、逃げ惑っていた。

 長いシルクハットのような帽子姿のてんぐ、ひょっとこの面を付けた「ちょろけん」、お多福の3者による舞も奉納された。

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