恐竜の復元画が描かれる過程を紹介するドームシアター新番組の一場面=福井県福井市自然史博物館分館「セーレンプラネット」

 福井県福井市のハピリンにある市自然史博物館分館「セーレンプラネット」が、2016年4月の開館以来となるドームシアターの新科学番組を制作し、7月13日から投映を始めた。恐竜をテーマに、発掘化石から復元画が描かれる過程を紹介。CGで再現したフクイラプトルが全天周のスクリーンを動き回る。

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の協力で、同館の運営会社の一つ五藤光学研究所(東京都)が制作した。

 発掘化石や復元骨格を手掛かりに描かれる恐竜の復元画が、新たな発見があるたびに描き直され、進化していく過程を、フクイラプトルやティラノサウルスなどの復元画を投映して紹介する。勝山市の恐竜発掘現場の空撮や、スクリーンを歩き回るフクイラプトルなどの迫力あるCG映像もある。

 長谷川哲郎分館長は「科学の成果が復元画に表れていることを、日本一きれいな映像から知ってほしい」と話している。

 同館オリジナル番組の制作は、福井市出身の津田寛治さんと坂井市出身の高橋愛さんが共演した「星々の約束」と、笏谷石をテーマにした「ふくいブルーは語る-日本形成2500万年の時」の開館記念番組2作品以来。構想から3年で完成させた。新番組「ダイナソーアート~恐竜絵師が描く復元画の世界」は約20分で、特別展「恐竜と宇宙」が始まる13日から公開する。毎日午後2時半からで、9月30日までは午後5時半からも上映する。投映に先立ち、同館のスタッフによる解説がある。

 特別展は9月8日までで、恐竜の絶滅に影響したとされる巨大隕石(いんせき)の衝突が地球環境をどう変えるかなどをパネルで紹介する。恐竜の化石や復元模型も展示する。料金、休館日などの問い合わせは同館=電話0776(43)1622。

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