北陸―高志 6回表北陸2死三塁、管原悠人が左越え二塁打を放ち3―1とする=福井県福井市の県営球場

 【全国高校野球選手権福井大会1回戦 北陸6ー1高志

 「打が売り」のチームがようやく真価を発揮した。2018年秋、今春の県大会で完封負けした北陸は、硬軟自在の攻撃で11安打6得点。矢野善基主将は「秋も春も打てず悔しかった。夏に向けて打撃を鍛えてきた成果」と胸を張った。

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 杉本来稀の先頭打者本塁打で先制するも、打線がつながらず1―1と五回まで苦しい展開だった。「まずは1点。自分の力を信じて、もう少し楽にいこう」。五回終了後、谷津田伸二監督が呼びかけると、肩の荷が下りたのかナインは一気に流れに乗っていった。

 杼木誠太朗の二塁打などで1死二、三塁と早速チャンスを演出。ここで「どうしても1点が欲しかった」(谷津田監督)とスクイズを指示。久保晃大が見事に成功させ、続く管原悠人は左翼手の頭上を大きく越える二塁打を放ち、さらに勢いづかせた。元々打撃は苦手だったが「5月の強化練習会の成果。体を開かずにしっかり捉えられた」と振り返った。

 八回には本塁打にスクイズ(記録は内野安打)と多彩な攻撃で3得点。指揮官は「春よりも精神的に成長している。売りである打線が機能している」と言い、次戦の活躍も期した。

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