アカウミガメにお神酒を掛ける「乙姫・浦島大使」=13日、徳島県美波町

 アカウミガメの産卵地として国の天然記念物に指定されている徳島県美波町日和佐浦の大浜海岸で13日、「日和佐うみがめまつり」が開かれ、町民や観光客がウミガメの上陸、産卵を祈願した。

 海岸では、町立日和佐小の児童たちがみこ姿で「豊栄の舞」を奉納。美波町をPRする「乙姫・浦島大使」らが、近海で漁網から保護されたオスのアカウミガメ3匹にお神酒を掛け、海に放流した。観光客らが「バイバイ、元気でね」とウミガメに声を掛け、見送った。

 大浜海岸のアカウミガメの産卵シーズンは5〜8月。1990年代には150回以上の産卵が確認されたが、年々減少。昨年は産卵が見られなかった。

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