参院選2019 開票速報

 第25回参院選が7月4日公示された。福井選挙区(改選数1)は共産党新人で野党統一候補の山田和雄氏(52)、諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」の嶋谷昌美氏(48)、自民党現職で経済産業政務官の滝波宏文氏(47)=公明推薦=の3人が立候補し、17日間の選挙戦を展開。21日に投開票される。

⇒参院選福井選挙区、3候補の素顔は

 与野党は老後資金2千万円問題に端を発した年金不安や、10月の消費税増税、アベノミクスを巡り論戦。歴代最長政権に近づく安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に審判が示される。焦点は、安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかだ。

 第4次安倍内閣が2017年11月に発足して以降、初の大型国政選挙となる。改選124議席に選挙区215人(改選数74)、比例155人(同50)の計370人が立候補を届け出た。候補者数は、比例代表が導入された1983年以降では04年の320人に次いで少なかった。男女の候補者数の均等化を促す「政治分野の男女共同参画推進法」が昨年成立して初の大型国政選挙で、女性候補は104人。比率は28・1%と過去最高だった。

 福井選挙区の立候補の届け出は山田氏、嶋谷氏、滝波氏の順。嶋谷氏を除く2候補は、福井市内の選挙事務所前で第一声を放った。

 山田候補は「雇用の安心感や賃金引き上げに政治の力を発揮する。憲法は改悪せず、無傷のまま子どもたちに手渡したい」と述べ、暮らしと憲法を守ることを強調した。

 滝波候補は「中堅、中小企業や農林水産業、地方にある資源をしっかり世界に打ち出して、成長をつくっていく」と、政府の着実な成長戦略の実施を訴えた。

 嶋谷候補は県庁で記者団に「放送法の改正と(見たい人だけ契約して受信料を払う)NHK放送のスクランブル化の実施を唯一の公約として訴えていく」と強調した。

 投票は21日午前7時から午後8時まで、県内402カ所(56カ所は終了時間繰り上げ)で行われる。開票作業は敦賀、小浜、勝山市など6市7町が午後9時、福井、大野、坂井市と若狭町は同9時15分に始める。開票の確定は選挙区が22日午前0時半ごろ、比例代表は同3時ごろを見込んでいる。

▽山田和雄(やまだ かずお)候補(52) 共産・新

 党県常任委員(党北越地区常任委員、旧三国町議3期)春江工高卒。

▽嶋谷昌美(しまたに まさみ)候補(48) 諸派・新

 NHKから国民を守る党東大阪市政対策委員、キャリアコンサルタント(自民党兵庫県連青年局次長、衆院議員秘書)関西学院大卒。

▽滝波宏文(たきなみ ひろふみ)候補(47) 自民・現(1)=公明推薦

 経済産業政務官(参院経産委筆頭理事、党青年局長代理、財務省広報室長、米スタンフォード大客員研究員)東京大卒。

※年齢は投開票の21日時点

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