記者会見する冨田真由さんの代理人弁護士=10日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 東京都小金井市で2016年、音楽活動をしていた冨田真由さんが刺されて一時重体になった事件で、冨田さんと母親は10日、警視庁が対応を怠ったなどとして、東京都や加害者の男、所属していた芸能事務所に計約7600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 冨田さんは提訴後に記者会見し「事件を知り、心配してくれた方々の温かい支援に救われました」と話した。同席した代理人弁護士は「今後、起きるかもしれない事件を防ぐきっかけになると信じて闘っていく」とする冨田さんの手記を読み上げた。

 この事件をきっかけに17年1月、罰則を強化する改正ストーカー規制法が施行された。

関連記事