参院選福井選挙区の3候補がツイッターで発信している主張や写真

 参院選福井選挙区(改選数1)に出馬した3候補は、ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)でも自らの主張を発信している。ツイッター中心に選挙運動する諸派新人の嶋谷昌美候補(48)はもちろん、共産党新人の山田和雄候補(52)、自民党現職の滝波宏文候補(47)の両陣営も、有権者に訴える重要なツールと位置付ける。スマホが幅広い年代に普及する中、若年層へのアプローチだけでなく、中高年にPRしようと積極的に活用している。

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 ◆「いいね」反応上々

 山田候補の陣営は野党統一候補に決まって以降、ツイッターをほぼ毎日更新している。街頭演説会や公開討論会の様子を発信するなど「自分の思いや取り組みをそのまま届けられる大事なコンテンツ」(山田候補)と位置付けている。

 「志位和夫に、山田かずお。ダブルかずおで、働かせてくださいと志位委員長」。5日には応援演説で福井県に来県した共産党の志位和夫委員長の演説の一部を紹介。志位委員長と手をつなぎ万歳する写真も添えた。閲覧者から100件以上の「いいね」がつくツイートも少なくなく、「反応は上々」(陣営スタッフ)だ。

 ◆写真、動画も駆使

 ツイッターだけでなく、フェイスブックに写真共有アプリ「インスタグラム」、動画投稿サイト「ユーチューブ」と、さまざまなSNSを駆使している滝波候補の陣営。出陣式を写真付きで投稿したり、個人演説会や遊説日程をアップしたり。政治を志したきっかけを本人が語る動画を公開するなど日々充実させている。

 滝波候補本人も、運動の合間を縫って自身の個人フェイスブックを更新。「有権者との直接の対話を最も重視している。実際にSNSを見て個人演説会に初めて来たという若者もいた。できる限り活用していきたい」と話す。

 ◆「選挙の裏側」も投稿

 嶋谷候補は、街頭演説や選挙カーでの遊説など従来型の選挙運動は極力避け、ツイッターで自身の主張を発信している。公示日には、選挙戦を報道する新聞記事も含めて8回投稿。立候補を自ら届けた直後は、県選管から受け取った選挙事務所の標札など「七つ道具」の写真とともに「次回の選挙では使えないのに…。税金の無駄遣い!」とつぶやいた。

 独自の戦いを続けて、フォロワー数は1020を超えた。嶋谷候補は「若者だけでなく、中高年も見ている。短いフレーズで、選挙の裏側なども伝えることができたらいい」と話している。

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