2017年9月に行われた福井市小学校連合体育大会=福井市の福井県営陸上競技場

 福井県福井市の財政再建計画に基づく補助金削減に伴い、同市小中学校の校長会が連合音楽会と小学校連合体育大会について本年度、参加する児童生徒の保護者に1人当たり約300円の費用負担を求めていたことが分かった。7月2日の市議会一般質問で理事者が明らかにした。

 玉村正人議員(市民クラブ)への答弁。

 市は本年度、厳しい財政状況により事業費を見直し、同音楽会と同体育大会の補助金を一律2割削減した。この影響で、会場費やバス運行費などの運営費を補助金だけで賄うことができなくなったという。小中学校の校長会は4月、参加する児童生徒の保護者に費用負担を求めることを正式に決めた。ともに費用負担を求めるのは初めて

 6月に開催された同音楽会では、小学生は380円(芸術鑑賞料80円を含む)、中学生からは260円を徴収した。9月に開催される同体育大会については300円徴収する予定という。

 玉村議員が「保護者負担を求めざるを得ない状況になるほどの予算削減はすべきでない」と述べたのに対し、東村新一市長は「来年度以降の開催については保護者の負担なしで実施できるようにしたい」と答えた。

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