◆夏野菜の季節になりました

 夏野菜の収穫時期になりました。じゃがいもはその茎が枯れ始め、玉ねぎはその茎の付け根が折れて収穫の時期を知らせてくれます。3年程前から植え始めた、滋養に富んだ飲む血液とも言われている、ロシアの真っ赤なスープ料理‘ボルシチ’で多くの人に知られるようになってきたビーツは、とても作りやすく、今、収穫の最盛期です。若い皆さんには特に人気のようですので、今春は、多めに種を蒔き、家族だけでは食べきれないので、ほしいといわれる皆さんにも差し上げています。

 ‘ボルシチ’とまではいかないまでも我が家では、じゃがいも、玉ねぎ、人参、ピーマンそのほか手近にあるたくさんの野菜を入れて、豆乳や、牛乳を使ったホワイトソースで薄めに濃度をつけたシチュウや、スープにしていただいています。

 寺の山からは、またどっさりと梅の実が届きました。‘私たちの分の梅干しも作っておいて’と今度は次女からの初めての要望です。

 食事をはじめ何かと難しい思春期真っ盛りの男の子の孫も‘祖母ちゃん おにぎり作って’といって、弁当におにぎりを持って行くようになりました。自家製の梅干しはたくさんありますので、その梅干しをペースト状にたたいて、一緒に付け込んである紫蘇も細かくたたいて、ソフト削りのかつおをたっぷり入れて、醤油を少したらして、うまみとその酸味をやわらげ、粉わかめを適度に入れておにぎりの元を作っておくのです。

 今年も実家の集落の海で早朝に起きて取ってきてくださったという、たくさんの生わかめを干して、粉わかめを作っておきましたので、とても重宝しています。梅干し入りのおにぎりですので、腐敗の心配のあるこれからの夏場にはもってこいです。このおにぎりを糸口として、あるいは、最低でもこれだけでも食べるものがあってこれからの夏場を乗り切って行ってくれれば…という思いです。

◆ツバメのヒナが無事かえりました!!

 ツバメのヒナが無事かえりました。外の玄関の軒先で、こうしてまともに雛がかえって巣立つのは、この長い年月のなかで初めてのことではないかと思うのです。

 今年になってツバメが飛来してきたのを初めて目にしたのは確か四月下旬頃だったと思います。巣ごもりを始めたのはそれから間もなくのことでした。

 サラナ親子教室が2004年1月に開園されてその春にすぐにかけられた巣で、今回は何の巣の補修もなく、ストレートに巣ごもりが始まったようです。それも親鳥2羽だけではなく、何羽かのツバメたちの協働のなかでのようでした。

 そして、何羽かの雛が孵り、今ではもうそれぞれのヒナたちが、時々巣の端につかまって、後ろ向きになって羽をバタバタさせています。巣立ちの準備でしょうか。時々、親鳥がやってきて、ヒナたちの巣立ちをしきりに促しているようです。中には、もう巣を飛びたったのでしょうか、でもまだ十分に飛べないために、玄関の前の物干し竿につかまったままで、なかなか飛び立たない雛もいるようです。そんなひな鳥の傍らにはしっかり見守っている親鳥がいるのです。ツバメたちにとっても子育ては命がけの仕事のようです。どちらにしても巣立ちはもう時間の問題でしょう。また何年か前のようなサラナの玄関前を何度も円を描いて飛ぶ巣立ちの舞?のようなものを見せてくれるのでしょうか。

 次の日には、もう巣は空のようでした。ああ巣立ったのだ…と思うと、安堵感と共になんだか寂しい思いでもあるのです。

 しかしです! 夕方になって、ピーピー鳴き声がするので家の中から巣を見ると、なんとそこには、まるで膨らスズメのようにまん丸に膨らんだヒナたちの顔が5つも、あの小さな巣に少しの隙間もないくらいにくっついて並んでいるではありませんか。

 夜は巣に戻ってきて休むようです。以前の巣立ちでは巣立ちの後に戻ってくるというようなことはなかったように思われるのですが…。梅雨に入ったのでしょうか。雨が降る日が多く、まだ少し寒い日が続くからなのでしょうか。今回は当分は夜明けとともに飛び立ち、夕方になると巣に戻ってきているようです。

 それにしてもヒナたちの光景は、昔の時代の子育ての風景でもある、‘いずめ’に入れられていた赤ちゃんが連想されて可愛くもあり、おかしくもあり、邪魔をしてはいけないと思いつつも、つい‘燕さん、ごめんなさいね’と言いながら携帯のカメラでその光景を撮らずにはいられませんでした。

 日中は、この御近所さんでかえったばかりのヒナたちでしょうか、近くの低い電線にずらりと何羽もならんでまるで会話するように楽しげにさえずっています。そして、夕方になると、ご近所さんお誘いあわせ?で10羽以上ものツバメが我が家の巣に一斉に戻ってくるのです。

 あなたたちは戻る巣を間違えているのでは? ちゃんと自分の戻る巣はわかるの? とおもわず声をかけたくなる光景です。

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