4人が死亡した工場火災の現場=6月21日、福井県永平寺町松岡石舟(日本空撮・小型無人機ドローンで撮影)

 福井県永平寺町松岡石舟の織物製造「豊島繊維」の工場で4人の遺体が見つかり、従業員4人が負傷した火災で、県警福井署は6月27日、遺体の1人は敷地内の寄宿舎に住んでいたベトナム人技能実習生の女性(21)だったと発表した。死因は一酸化炭素中毒。4人全員の身元が判明した。

 これまでに、4人の遺体のうち3人が、いずれも同社社員の同県鯖江市の男性(29)、同県坂井市の男性(54)、永平寺町の女性(55)と判明していた。

 同署によると、実習生は第3工場南側で発見された。織布工として糸の管理などを担っており、同署は全焼した第1、第2、第3の3工場のいずれかで作業中だったとみている。

 実習生は昨年11月から働いていた。

 火災は20日午後2時ごろ発生。いずれも平屋建ての工場3棟と3階建て事務所1棟を全焼し、約7時間15分後に鎮火した。同社によると、出火当時、工場全体でベトナム、中国人実習生18人を含む65人が勤務していた。

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