2019年秋に一部で拡幅工事が始まる「いづみ町商店街」=6月26日、福井県小浜市広峰

 福井県小浜市の松崎晃治市長は6月26日、市内を東西に貫く都市計画道路「小浜縦貫線」の整備に、一定のめどが立ったことを明らかにした。未整備区間の白鬚―広峰(約189メートル)について地権者からの合意がおおむね得られたためで、拡幅工事を一部発注し、今秋の着工を予定している。本年度中に全ての交渉をまとめて用地を確保し、2021年度末の完成を目指す。

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 同日開かれた市議会一般質問で杉本和範議員(無所属)に答弁した。

 同縦貫線は小浜市住吉―同県若狭町下野木の全長約6・1キロ。1965年に都市計画道路として整備が決まった。沿道には舞鶴若狭自動車道小浜インターチェンジ(IC)、道の駅「若狭おばま」、同市役所、市民体育館、「まちの駅」があり、完成すれば市内の要所を結ぶ大動脈となる。

 そのうち白鬚―広峰間は鯖街道の起点とされる「いづみ町商店街」などの道幅を16メートルに拡幅して歩道を整備し、電線を地中化する。

 市都市整備課によると、当該エリアの物件を所有するのは48地権者。交渉が長引いたために今年2月、19年度としていた完成時期を21年度に先送りすると表明。現時点で45地権者から合意が得られている。18年度内にまとめるとしていた交渉は、19年度にずれ込んだものの工期の延長には影響しない。

 同課の担当者は「工事発注のめどが立った。事業自体には地元から基本的に同意が得られており、できるところから順次やっていく」と説明。年度内の完全合意を目指したいとしている。

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