参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏

 立憲民主党、国民民主党、社民党の福井県内3野党が、参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏(51)に推薦や支持を出さない見通しとなった。党独自の行動はせず、県内野党組織と市民団体でつくる「ピースふくい」のメンバーとしての協力にとどめる方針。

 立民県連合は6月24日の運営委員会で、推薦や支持は出さないものの「ピースふくいの中でできることについて協力していく」との方針を確認した。野田富久代表は「共産公認候補に対し、党を挙げての応援は難しい」と話した。

 国民県連も推薦や支持を協議する予定はない。斉木武志代表は「山田氏が無所属でなく共産公認になったので、選挙協力は対立候補を出さない形にとどまる」と話した。

 社民県連合は25日の選挙対策委員会で、「社民の比例候補当選に向けて全力を挙げるのに合わせて、山田氏に協力する」という方針を決めた。龍田清成代表は「推薦や支持がないだけで、野党共闘としての選挙協力はさせてもらう」と強調した。

 共産県委員会の南秀一委員長は「各党の事情を尊重しながら、最大限の力を合わせていきたい」としている。

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 ピースふくいは29日に臨時総会を開き、山田氏と共通政策5項目の合意を結ぶ予定。

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