学童野球の大会で力投する投手。全国スポーツ少年団北信越大会で、1日70球の球数制限による試合が福井県内で実施される=3月30日、福井県永平寺町松岡総合運動公園

 福井県美浜町で7月6、7日に開かれる学童野球の全国スポーツ少年団交流大会北信越大会で、投手の球数について、「1日70球以内」とする制限が設けられる。全日本軟式野球連盟が今春に定めたガイドラインに沿った対応で、福井県内の学童野球大会では初めての実施となる。

 全日本連盟はこれまで、投手の肘や肩の故障防止策として1日7イニングまでとする投球回数制限を設けていた。今春定めたガイドラインでは、日本臨床スポーツ医学会の提言を基に、投球数を1日70球以内に制限するとし、8月の高円宮賜杯全日本大会での導入が決まっている。

 福井県連盟は4月、全日本連盟の対応を受けて、同様の内容のガイドラインを策定。今秋の各支部開催の新人戦については、実施の有無は支部判断に委ね、来春の全日本大会支部予選から本格導入する予定。

 全国スポ少交流大会北信越大会については主管の福井県連盟がガイドラインを策定していたことから、5月下旬の会合で、投球制限を設けることを決めた。大会では70球に到達した場合、その打者の打撃が完了するまでは投球できるほか、70球以内ならポジション変更も可能。けん制球や投球練習はカウントしない。試合中のチームの投球数が分かるようカウンターを用意する。

 福井県連盟事務局の野阪秀雄さんは「やるからにはしっかりと球数を数えたい。ただ、細かい部分で不都合が出てくるだろうし、投手が少ないチームは対応が大変になる。実施していく中で出た意見を全国連盟にも伝えていきたい」と話していた。
 

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