映画『ひとよ』への出演が発表された第2弾キャスト陣(C)2019「ひとよ」製作委員会

 映画『孤狼の血』(2018年)などで知られる白石和彌監督と俳優・佐藤健が主演し、初タッグを組んだ映画『ひとよ』(11月8日公開)の第2弾キャストとして、お笑いコンビ・千鳥の大悟のほか、佐々木蔵之介や音尾琢真など実力派俳優の出演が26日、発表された。大悟は白石監督について「すごい物腰の柔らかい方でビックリ。撮影は、緊張しました。フワッフワしたまま、こんなことになるんや、と」と抱いていた印象と違った監督であったことを話した。

【写真】映画『ひとよ』のメガホンを取る白石和彌監督

 原作は『鶴屋南北戯曲賞』『読売文学賞戯曲・シナリオ賞』などを受賞した劇作家・桑原裕子氏が率いる“劇団KAKUTA”の同名の代表舞台作品。15年前、ある家族に事件が起こり、母と子どもたち3兄妹の運命が狂う。別の人生を歩み、再会を果たし、葛藤と戸惑いの中、崩壊した絆を取り戻そうともがき続ける。

 大悟が演じるのは、タクシーに乗りあわせるチンピラ・友國淳也。佐々木は生真面目そうな新人タクシードライバー・堂下道生を担当し、白石監督の高校の先輩で、白石組常連の音尾はタクシー会社の2代目社長・丸井進を演じる。白石組初参加の佐々木は「撮影の流れ、段取り、雰囲気がとても良く、この空気は良い作品になると感じました。丁寧に作られた作品になっていることは間違いないです」と胸を張る。音尾は「作品の手ごたえは自分には分からないですが、ただ白石監督が撮っているのだから大丈夫だと思っています」と監督への信頼を寄せる。

 そのほか発表になったキャストは、タクシーの事務員・柴田弓役の筒井真理子、タクシーのドライバーで、佐藤演じる稲村雄二の同級生・歌川要一役を浅利陽介、同じく雄二の同級生で女性ドライバーの牛久真貴役を韓英恵、雄二の兄・大樹(鈴木亮平)と別居中にある妻・稲村二三子をMEGUMIが担当する。

 主要キャスト陣は、15年前の事件に縛られ、家族と距離を置き、東京でフリーライターとして働く雄二(佐藤)、家庭を持つが夫婦関係に悩み、人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ長男・大樹(鈴木)のほか、事件の影響で、美容師への夢を諦め、スナックで働きながら生計をたてる妹の園子を松岡茉優、母・こはるを田中裕子が演じる。

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