レジ袋を有料化しているスーパーでは、持参したマイバッグに商品を入れてもらう客が多く見られた=6月、福井県福井市のハニークランデール二の宮店

 ■有料から無料に

 「無料、有料と幅があったけれど、これで統一される。歓迎です」。県内で40店舗以上を展開するスーパーは09年、全店舗でレジ袋を1枚5円にしたが、2年ほどで約30店舗を無料に戻した。担当者は「『お金を取るなら、もう来ない』というお客さまの声があった」。国の方針を受け、近く議論の場を持ち有料化の時期を決めていくという。

 無償配布を続けているドラッグストア「ゲンキー」(本社坂井市)は、マイバッグを持参した客に自社ポイントを1ポイント提供。担当者は「商品を持って帰ってもらうためのレジ袋で有料化は悩ましいが、廃プラスチック問題は一事業者だけでなく、世界全体で解決すべき問題。我々はもちろん、お客さまの理解も必要になってくる」と話す。

 ■コンビニも対象

 環境省によると、コンビニや百貨店も無償配布禁止の対象となる。セブン&アイホールディングスは今年5月、30年までにプラスチック製レジ袋を全廃する計画を公表。ローソンも新たなエコバッグを開発する方針を示した。

 カバンの中にマイバッグを常備している女性(75)=福井市=は「コンビニでマイバッグを使う意識はなかったけれど、環境のために良いと思う」と話す。

 日常的にコンビニで昼食を買う会社員男性(25)=鯖江市=は「疑問には思わないけど、毎回袋を買うことになりそう」と話した。

 環境問題に取り組むNPO法人エコプランふくい(福井市)の吉川守秋事務局長は「レジ袋の有料化を機に、各事業所が食品の包装容器なども減らす努力をする意識が高まれば」と、さらなる取り組みの拡大に期待した。

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