レジ袋を有料化しているスーパーでは、持参したマイバッグに商品を入れてもらう客が多く見られた=6月、福井県福井市のハニークランデール二の宮店

 国がレジ袋の無償配布を一律に禁じる法令を制定する方針を示したことを受け、有料化に踏み切れなかった福井県内のスーパーなどからは、歓迎の声が聞かれる。既に有料化している店舗では、マイバッグ持参率が9割を超えるなど、取り組みは浸透。国の方針に対する県民の抵抗感は少ないとみられる。一方、環境団体からは、海洋汚染にもつながるプラスチックごみの排出抑制に向け「レジ袋だけでなく、食品の包装容器なども削減の努力を」という指摘もある。

 ■マイバッグ9割の店

 平日午前10時の福井市内のスーパー。買い物袋を持参した夫婦や子連れの母親が、レジに並んだ。2007年、改正容器包装リサイクル法施行を機に、県内でもスーパーを中心にレジ袋の有料化が広がった。県が把握しているだけで、8市4町の489店舗(今年4月末現在)が実施。持参したマイバッグやカゴに購入品を詰める光景は当たり前になりつつある。

 県内で10店舗を展開している県民生協は、店舗ごとに自治体や地域の消費者団体などと協定を結びながら、有料化を進めている。現在は9店舗で実施しており、マイバッグの持参率は9割を超える。07年に敦賀市の店舗で初めて有料化したときは、客足が減ったこともあったが、現在は理解が進んでいるという。

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