窓に新聞紙が張られた建物。2階から神輿を見下ろせないようにしてある=6月23日、福井県高浜町宮崎

 神輿を見下ろさないでー。福井県高浜町の佐伎治神社で6年に一度開かれている「高浜七年祭」。6月29日まで7基の曳山が巡行したり3基の神輿が練り歩く。高浜町内の建物では、2階以上の窓に新聞紙が張られていたり、カーテンが閉められていたりする光景が見られる。

 窓に目隠しすることは地元では常識の“おきて”の一つ。神輿には神様がおり、「見下ろす」ことは大変失礼なこと。もちろん、神輿に乗るような行為もご法度だ。

 同町の観光パンフレットなどにも祭りを楽しむための三箇条として「子どもの手を放さない」「神輿や曳山には断りなく触れない」に先だって「2階の窓から神輿を見下ろさないでください」と書かれている。

 氏子によると「2階から神輿を見ている人がいたら、その家(建物)に突っ込め」と昔から教えられているそう。近年は現実的に突っ込むことはしないが、住民たちは祭りを楽しむためにも、おきてをしっかり守っている。

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