壁が燃え落ちた豊島繊維の第1工場(右奥)を見つめる福井県内の繊維会社のベトナム人技能実習生の女性たち=6月22日午前10時25分ごろ、福井県永平寺町

 福井県永平寺町の織物製造「豊島繊維」の工場で4人の遺体が見つかり、従業員4人が負傷した6月20日の火災で、連絡が取れない従業員の中に20代女性のベトナム人技能実習生がいることを受け、ベトナム本国でもインターネット上で実習生の身を案じる悲痛な声が広がっている。

 ベトナム在住とみられるキリスト教関係の人が21日、フェイスブックに福井新聞オンラインの記事のリンクとともにベトナム語で火災について投稿、1千件以上シェアされた。「神様の慈悲を」「誰も予想できないことだ」などとベトナム語でコメントが300件以上寄せられている。

 福井県内にいる多くのベトナム人実習生も心を痛めているとみられる。22日には坂井市内の繊維会社から20~30代のベトナム人女性実習生7人が会社の男性社員に連れられ、火災現場を訪問。壁が燃え落ちた工場をじっと見つめていた。

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