小野薬品工業は20日、大阪市で定時株主総会を開いた。がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入の配分を巡り、ノーベル賞受賞の本庶佑・京都大特別教授と対立している問題に質問が集中。相良暁社長は「ご心配をお掛けした」と述べ、話し合いによる解決を目指すとして理解を求めた。本庶氏の求める大幅な配分引き上げには否定的な考えを示した。

 株主からは、オプジーボの貢献で好業績が続くのに株価が低迷していることを問題視する声が相次いだ。男性株主は「対立で社会的信用を落としている。経営陣は総退陣すべきだ」と主張。「要求額を払った方が株価が上がるのではないか」との声も上がった。

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