国際線の機内食「福井県産ソースカツカレー」(ANA提供)

 福井県大野市蕨生の酢、ソース製造の丸城清酢(まるじょうせいす)のソースカツ丼用ソースを使った「ソースカツカレー」が、今月から全日本空輸(ANA)の国際線で機内食として提供されている。荒島岳の麓に位置する同社のソースは、地下100メートルからくみ上げた水と雪室で熟成させた地元産野菜をふんだんに使ったもので、同社では「こだわった味が認められてうれしい」と話している。

 ANAによると、同社のソースは6月1日から30日まで、日本から欧米に向かうエコノミークラスで提供される「福井県産ソースカツカレー」に使われる。最大で4万7千食提供される。

 機内食や空港ラウンジの食事で全国の特産品を取り上げるANAの企画で、6月から東海・北信越地域を特集。メニューはその一つで、福井名物のソースカツ丼のアレンジとしてカレーと組み合わせてみたところ、同社のソースとマッチしたという。

 丸城清酢のソースは、地下水と自社の酢、雪室で熟成させた大野市産のタマネギや永平寺町産のニンニクなどが原料。野菜をふんだんに使うことで、とろみとまろやかさが生まれ、甘口に仕上がっている。

 4代目の城地誠喜専務(42)は「家族経営で、少量ずつ手間暇かけて作っている。ソースが世界の空を飛ぶことになってうれしい。水、気象、野菜と地域資源を使っての商品づくりが認められたと思っている」と話している。

 同社製の酢を使ったソースカツ丼の専用ソース「味力(みりょく)」は、県内の主なスーパーで販売されている。

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