県園芸体験施設「園芸LABOの丘」の完成予想図(福井県提供)

 福井県は6月14日、美浜町久々子に7月20日にオープンする県園芸体験施設「園芸LABOの丘」の概要を発表した。施設内で収穫した野菜などを使った料理、工芸ができる体験施設、レストラン・直売所、展示ハウス、野草園があり、県民や観光客がさまざまな形で園芸に親しめる施設となっている。

 同日、県庁で開かれた会見で杉本達治知事が説明した。施設は、県園芸研究センターに隣接する北側の敷地(面積約2・2ヘクタール)に県と町が連携して整備を進めている。総事業費は計約11億4千万円。

 体験学習ができる施設「園芸LABO」には調理実習室、科学実験室、工芸体験室があり、トマトを使ったピザ作り、花の観察、植物標本やリース作りなどを楽しめる。敷地内の畑を使った野菜栽培講習会も企画している。展示ハウスには国内外のトマト9種類を展示するほか、巨大なトマトの木も栽培する。

 レストラン・直売所の健康楽膳拠点施設「こるぱ」は美浜町が整備した。レストランでは旬の野菜を使った料理が味わえる。同町によると、時期は未定だが、タニタヘルスリンク(東京)と連携して健康志向のメニューを提供する「タニタカフェ」としても運営していくという。ただ、タニタカフェオリジナルの商品はオープン日から提供する。直売所では地元産の野菜や果物を販売する。

 会見で杉本知事は「多くの県民の方々に親しんでもらいたい。嶺北と嶺南の子どもたちの交流の場としても活用できればいい」と期待を寄せた。オープニングセレモニーとして20、21の両日には体験イベントなどがある。

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