女の自宅から押収された女性服やかばんなど=6月13日、福井県警敦賀署(福井県警提供)

 携帯電話の決済システムを悪用し、他人になりすまして商品を購入したとして、福井県警生活安全企画課と敦賀署、香川、栃木両県警の合同捜査本部は6月13日、電子計算機使用詐欺の疑いで岐阜県北方町の無職の女(20)=犯行当時(19)=を逮捕した。

 システムは「キャリア決済」と呼ばれるもので、携帯電話会社が立て替えた商品代金を後日、携帯電話料金と合算して支払う仕組み。

 逮捕容疑は今年4月3日ごろ、ネットショッピングで衣料品やネックレス、指輪など計35点(販売価格計約9万円)を購入する際、福井県敦賀市の30代女性の携帯電話のキャリア決済を使って購入した疑い。

 福井県警生活安全企画課によると、4月上旬、ネットショッピングの請求が高額なことに気付いた女性から「不正利用されたようだ」と敦賀署に相談があった。女と女性に面識はない。

 捜査本部は、女が女性のIDやパスワードをネット上で入力したとみて、不正アクセス禁止法違反の疑いでも捜査している。香川、栃木両県でも被害が確認されており、捜査本部は、女が犯行を繰り返していた可能性もあるとみて調べる。

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