九頭竜川で釣り上げられたサクラマス=福井県福井市

 福井県内水面漁場管理委員会は5月28日、福井県福井市の県内水面総合センターで開かれ、九頭竜川中部漁協のサクラマスの年間遊漁料を6千円から8千円に引き上げることなどを了承した。2020年2月の漁期から。

 同漁協は17年、サクラマスとアユの稚魚の育成施設の稼働を始めたことから、人件費や光熱費の負担が増大し、経営を圧迫。収支改善を図るため、年間遊漁券の値上げを検討した。1日券は1500円で据え置く。

 九頭竜川はサクラマス釣りの聖地として知られ、全国から釣り人が集まる。漁期は毎年2月1日から5月末(下流は9月末)までで、年間遊漁券は毎年、1200枚前後販売しているという。

 県水産課によると、サクラマスの遊漁を認めている漁協は県内に四つあるが、サクラマス専用の遊漁券を発行しているのは九頭竜川中部のみ。他の3漁協はコイやフナなども含めた雑魚券として販売しており、年間の価格は4千~5千円となっている。

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