『2019痴漢撲滅キャンペーン』イベントに出席した長与千種 (C)ORICON NewS inc.

 プロレスラーの長与千種が11日、千葉・京成船橋駅の改札外スペースで行われた『2019痴漢撲滅キャンペーン』イベントに出席した。

【写真】暴行男とのもみ合い再現した長与千種

 同イベントは、痴漢撲滅キャンペーンが11日よりスタートしたことにあわせて、千葉県警および女子プロレス団体「マーベラス」との共同で実施されたもの。15日までの期間中、警察の協力のもと警戒を強化し、社内や駅構内における啓蒙放送により、被害者や周囲の人にその旨を駅係員などへ知らせるように呼びかける。

 一日鉄道警察隊委嘱式が行われ『一日鉄道警察隊長』になった長与は警察官の制服を着て登場し「先程、制服を着て道を歩いていたら、歩行者がどきました」と苦笑いしながら「プロレスのコスチュームよりも似合っていると思う。私が痴漢撲滅のためにウロウロしていた方がいい。ま、私捕まえますけどね」とニヤリ。そして「私、転職します。プロレスラーから警察官になります! 100%中、90%くらい本気」と突然の宣言をして驚かせた。

 そんな長与は若いころに痴漢被害にあったそうで「10代の時にあるんです。電車ではなく映画館で、おしりをずっと触られているのですが固まって何も言えない。行動を起こそうと思っても体が固まってしまう」と被害者側からの目線で説明し「(難しいが)『やめてください!』と声をあげてもらったらうれしいです」と呼びかけた。

 長与といえば昨年11月、札幌市内で男性が妻の女性に馬乗りになって暴行している現場に遭遇し、止めに入ると、反撃せずに暴行を受けた。男性は長与の髪をつかむなどしたとして暴行の疑いで逮捕され、長与は事件の被害者として報道。手を出せば男性が大きなケガをする可能もあり防御に徹底した長与だが、その際、男性が左手小指を掴んでひねったため骨折し負傷。1月に行われたイベントでは、第1関節が曲がらなくなり「グーがにぎれなくなった」と後遺症が残ったと明かしていた。

 改めて今の状況を聞くと「手術をしてもおそらく曲がらない。完璧には曲がらなくなりました」と後遺症は残ったままと説明。「骨折した時に場所が悪くて、靭帯もよくなかったみたいでそのまま固まってしまった。小指に力が入らないと、こんなに大変なのかと。グーは握れない」と悩みつつも「罪を憎んで人を憎まず」と前を向いた。

 この日は、当時の状況を再現。「相手は前に来ようとするんですよね。そういう時は、横にずれていきます。手を離さないで横にずれて円を描くように回って、その間に警察の方が来るのを待った」と告白。そして「(腕や手に)力を入れると私みたいに折られます。だから、腕だけはまっすぐにしてもらえれば大丈夫です」と暴行を受けた際の護身術を伝えた。

 この日は、長与と同じ団体に所属する彩羽匠、門倉凛、桃野美桜も出席した。

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