石井啓一国土交通相は11日の記者会見で、タクシー車内で広告を表示するタブレット端末の実態を調べた結果、端末を提供しているIT関連企業「ジャパンタクシー」と「ディー・エヌ・エー(DeNA)」の2社が乗客の顔を撮影していたと明らかにした。いずれも調査時点では、乗客に合った広告を配信するのが目的だと周知していた。

 ジャパンタクシーは昨年、顔撮影のためのカメラの存在や利用目的の周知が不十分だとして、政府の個人情報保護委員会から行政指導を受けた。国交省は4〜5月に調査し、関連企業から回答を得た。乗客の音声を録音した事例はなかったとしている。

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