「ミラカナ」でプロジェクトを成立させた実行者が秘訣を語ったセミナー=6月4日、福井県福井市の福井新聞社・風の森ホール

 福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによる福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」の開始1周年に合わせたセミナーが6月4日、福井新聞社・風の森ホール(福井県福井市)で開かれた。プロジェクトを成立させた実行者たちが、支援者へのリターン(返礼品)の工夫や口コミの活用など、支援の輪を広げる秘訣を語った。

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 ミラカナは、福井県内で地域活動や商品開発などさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして、2018年4月に始まった。一定期間で目標額に達した場合だけ資金が得られる。専用ページに公開されたプロジェクトは、福井新聞社が紙面やウェブサイトを通じて情報を発信している。セミナーには約40人が参加した。

 プロジェクト実行者のうち、山車の製作費などを募集した「ふくい祇園まつり振興会」の堀田達也会長(55)=福井市=は、江戸時代を起源とする祭りの存続が危ぶまれる中で、より多くの人に祭りを知ってほしいとの思いからミラカナに参加した経緯を説明。「リターンは、ネーム入り提灯が人気だった。高額支援者には山車に乗ってもらい、まんじゅうまきにも参加してもらった」と話した。

 子育て中のママ向けのトートバッグを商品化した奥井麻結さん(30)=福井市=は「ママたちにバッグを見せて、自分の思いを伝えることで、口コミで支援の輪が広がった。とにかくバッグを持って、いろいろな人に会うようにした」と語った。

 ミラカナでは、3月末までの1年間に募集を終えた11件全てが目標額を達成。4月以降も3件が成立し、県内外からの支援総額は1千万円を超えている。

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