クマの目撃情報があり、一部区域が立ち入り禁止となったかつやま恐竜の森=6月2日午後0時45分ごろ、福井県勝山市村岡町寺尾

 福井県勝山市内で6月2日、クマの出没情報が4件相次いだ。このうち1件は村岡町黒原のかつやま恐竜の森(長尾山総合公園)での出没で、市内男性が午前7時半ごろ幼獣1頭を目撃した。市は恐竜の森の一部区域を立ち入り禁止とし、看板の設置や注意喚起を行った。

 禁止区域外の県立恐竜博物館は同日、通常通り開館。かつやまディノパークも安全を確認した上で通常営業した。地元の猟友会は3、7日の早朝に恐竜の森で巻き狩りを行う。9日に恐竜の森を中心に開かれる第15回勝山恐竜クロカンマラソンは、現時点で開催予定に変更はない。

 市内ではこのほか、午後0時10分ごろに遅羽町比島の県道で成獣1頭を、車を運転中の男性が目撃。同6時ごろに荒土町細野で幼獣1頭を市内男性が、同7時35分ごろには北郷町坂東島の県道で成獣1頭を、車を運転中の市内男性が見つけた。

 市林業振興課の担当者は「一日4件の目撃情報は、この時期としては珍しい」と話し、各地域に注意を呼び掛けている。

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