2020東京五輪聖火リレーの福井県ルート

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は6月1日、2020年3月26日から47都道府県を巡る五輪聖火リレーのルート概要を発表した。福井県内は5月30、31日に行われ、全17市町を通過する。若狭湾や日本三大松原の一つ「気比の松原(松原公園)」(敦賀市)、曹洞宗大本山永平寺(永平寺町)、丸岡城(坂井市)など福井を代表する自然や歴史、文化スポット周辺をたどる。県内を走る聖火ランナーは2日間で計約160人。うち約40人は、県実行委員会が7月から公募する。

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 1964年の東京五輪では、高浜町から金津町(現あわら市)までの全長162・9キロを随走者らを含め計2392人が3日間でつないだ。今回は、市町ごとに設定された区間を、ランナーが200メートルずつ走って聖火をリレーする。1日発表されたのは各市町の発着地点のみで、具体的な経路を定めた詳細ルートは年末までに決まる。

 聖火は滋賀県から入り、福井県内を通過し、石川県につなぐ。県内1日目は高浜町の若狭高浜海釣り公園を出発し、嶺南を中心に9市町を巡って鯖江市の西山公園に到着する。2日目は越前市武生中央公園総合体育館をスタートし奥越、坂井・あわらなどを通過して、県内最終地点の福井市中央公園を目指す。

 各日のリレーは午前10時ごろから午後8時ごろまで。自治体間の聖火の移動は主に車を使う。

 両日とも最初の出発地点と最後の到着地点で式典があり、出発式は路上で簡素に、到着式は観客が集まれるイベント形式を想定している。各都道府県実行委がPRしたい場所として各日1区間ずつ指定する「特殊区間」に、福井県は敦賀市と永平寺町の両区間を選んだ。

 県実行委が公募する聖火ランナーは、20年4月時点で中学1年生以上の県民や福井にゆかりのある人が対象。国籍や性別、障害の有無は問わない。募集期間は7月1日~8月31日で、応募方法など詳細は後日公表される。

 県内ルート案は、知事や各市町の首長ら25人で構成する県実行委が3月上旬の第1回会議で決定し、1日は確定した内容のみ公表された。

 聖火は2020年3月12日、ギリシャのオリンピア遺跡で採火され、同26日に福島県をスタート。東海、近畿、九州などをリレーし、福井県内は31番目に通過する。

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