福井県教委は5月31日、県立高志中学校の入試について、現在の小学6年生が受験する2020年春実施入試から作文問題を取りやめ、集団面接に変更すると発表した。面接官の質問に児童が順に答えるなどのスタイルを想定しており、対面での会話を通して一人一人の主体性やコミュニケーション能力をみる。具体的な評価方法や配点は未定。9月公表予定の募集要項で詳細を知らせる。

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 同校はこれまで、国語と算数、理科・社会に相当する3種類の適性検査(各100点満点)のほか、当日与えられたテーマで自分の考えを600字程度でまとめる作文(50点満点)を実施していた。適性検査は文章での答えを求める問題が多く「書く力を測ることができる」として、面接に切り替えた。

 県高校教育課の担当者は、同校では自分の意見を論理的に伝える力やコミュニケーション能力を育てる教育を進めているとし「自分の考えを自分の言葉で発言することを心掛けてほしい」としている。面接時間は15分程度の予定。

 同校の今春の募集定員は90人で、327人が受験し、定員に対する倍率は3・63倍だった。

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