水月湖年縞の掘削作業をイメージしたサンドイッチ「年縞サンド」=福井県若狭町鳥浜

 黒色のパンと具材を積み重ね、真ん中に差し込まれた太めのストローを引き抜くと、18層の見事なしま模様が現れる-。まるで、福井県若狭町にある水月湖の年縞(ねんこう)の掘削作業をイメージさせるサンドイッチが同町鳥浜の県年縞博物館内「カフェ縞」にお目見えした。

 パン生地は炭粉を混ぜて黒くし、泥の色に近づけた。トマトやアボカド、スモークチキンなどの具材と交互に積み上げた。水月湖年縞の掘削で使われたやぐらの絵を直径約1・5センチの透明なストローに貼り付け、パンの上から刺し込んである。すーっと引き抜くと、ボーリング調査をしている気分に浸れる遊び心あふれる代物だ。

 考案したオーナーは「博物館の来訪者にさらに年縞を楽しんでもらいたいから」とにっこり。水月湖年縞研究の第一人者、中川毅立命館大学教授も大笑いして絶賛してくれたという。

 「年縞サンド」は、土日祝日限定で販売している。税込み850円。あなたも年縞研究者気分を味わってみてはいかが。

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