日銀が保有する上場投資信託(ETF)の残高が、2019年3月期末時点で24兆7848億円に上ったことが29日、分かった。大規模な金融緩和政策の一環で買い入れを続け、前期末から約3割増えた。37兆円超とされる国内ETF市場規模の7割近くを占め、日銀が相場を下支えする構図が鮮明になっている。

 日銀が19年3月期決算で公表した。ETF取得は年約6兆円ペースとする枠組みを維持しつつ、昨年末から今年初めの相場急落局面で重点的に買い入れたとみられる。

 保有するETFの評価益は3兆9124億円と、前期末と比べて1兆2336億円減った。平均取得価格が上昇したため。

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