暑さの影響で製造が早くも本格化しているカップかき氷=5月27日、福井県越前市矢放町の柿谷商店

 福井県内ほとんどの観測地点で5月としては異例の3日連続真夏日となった27日、越前市矢放町の食品メーカー柿谷商店で、カップかき氷の製造が早くも本格化している。

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 例年は5月終わりに初出荷となるが、今年は既に16個入り50ケースを3回出荷した。「昨年は猛暑で注文が殺到。カップ容器もなくなり製造できず、9月末には在庫もなくなった。今年は暑さが早く到来し、出荷が極端に早い。いずれもかき氷を作り始めて20年間で初めて」と、責任者の女性(50)は苦笑いする。

 作業場では6人がかりでイチゴ、メロン、レモン、みぞれの4種類を1日に計2千個製造している。粗めに砕いた氷の歯応えが人気を集めており、直接訪れ箱買いする人もいるという。カップ詰めされたかき氷は、マイナス24度の冷凍庫内で一日固められ、問屋などに出荷される。

 県内の27日の最高気温は、福井市34・5度、坂井市春江町34・3度など6観測地点で5月の各地点の観測史上最高を更新した。全10地点で30度以上の真夏日となり、敦賀市をのぞく9地点は3日連続。

 福井地方気象台によると、28日は、福井市、敦賀市とも曇りで昼前から雨の予報。最高気温は福井市25度、敦賀市23度の見込み。

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