JAF機関誌に掲載されたドライブコースを考えた本島さん(前列右)、坂根さん(後列右)ら=5月23日、福井県永平寺町の福井県立大学永平寺キャンパス

 福井県立大学の学生4人が考案した嶺南地域のドライブコースが、日本自動車連盟(JAF)の機関誌「JAF Mate」中部版の6月号に掲載された。学生目線で選んだ、県内外の観光客にお薦めの6カ所を巡るコースを、写真やコメントとともに紹介している。4人は「各地点の移動距離が短いところがポイント。嶺南の魅力をたっぷり満喫してほしい」と話している。

 1年生対象の教養ゼミ「観光とまちづくり」の一環。JAF福井支部の提案を受け、昨年10月から受講生20人が5チームに分かれて嶺南、奥越、丹南の3地域の日帰りコースを考えた。今年1月に各チームの発表会があり、JAFの担当者や江川誠一・同大講師ら3人が審査。機関誌掲載は、本島有紗さん(経済学部)小川貫太さん(同)園谷亮人さん(同)坂根広大さん(生物資源学部)のチームに決まった。

 4人が考えたのは、嶺南の気比神宮(敦賀市)や水晶浜(美浜町)、レインボーライン山頂公園(美浜、若狭町)などを巡るコース。福井を訪れた人の心が思い出でいっぱいになるように「おもいでつるつるいっぱいコース」と名付けた。4人のポーズ写真や「虹色の傘はSNS映え間違いなし!」「敦賀湾に夕日が反射してとってもきれい!夕日を見ながら楽しかった1日を振り返ってみよう」といったコメントを添え、体験リポート風に仕上げている。

 5月23日は、コース作りに参加した学生に完成した機関誌を披露した。本島さんは「掲載されてうれしい。嶺南には私の知らない福井があった」と新たな発見があった様子。千葉県出身の坂根さんは「福井は何もないイメージだったけれど1日中楽しめた。時間もゆったりと流れ、都会の人にもお薦め」と話した。

 奥越コースを考えた木内理緒さん、秋田恭伸さん(ともに経済学部)は「季節によって景色の見え方が全然違う。年間通して訪れるきっかけになれば」とアピールした。

 機関誌は中部7県の個人会員向けで、約230万部発行。今月中旬から順次郵送されている。JAF福井支部のホームページで全5コースを紹介し人気投票を行っている。行きたいコースを選んで応募すると、抽選でご当地グルメが当たる。申し込みは7月10日まで。

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