新潟市出身の作家坂口安吾(1906〜55年)が敗戦直後の45年9月に、敗戦の意味や戦後の新聞社の使命を記した直筆の手紙3通が見つかったことが分かった。いずれも当時新潟日報社社長だった兄に送ったもので、内容は71年出版の全集に掲載されているが、手紙は約半世紀の間、所在不明だったとされる。同社が23日、明らかにした。

 新潟日報社によると、手紙は3通とも2018年、東京の古書店がオークションで落札した。今回、同社が古書店から買い取った。今秋にも一般公開する方針だ。

 いずれも400字詰め原稿用紙2〜3枚に、マス目を無視して小さな字でぎっしり書かれている。

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