「内外海田烏 海のステージ」のチラシ

 福井県小浜市田烏一帯を舞台に多彩な催しを繰り広げる「内外海田烏 海のステージ」が5月24日開幕する。小浜の不老長寿伝説を題材にしたプロ劇団による野外音楽劇、実力派アーティスト集団やプロ和太鼓グループのライブは棚田を舞台にした野外ステージの目玉。地元伝統の例祭「田烏祭り」もあり、6月2日までの10日間は熱い“田烏ウイーク”となる。

 東京の演劇集団「風煉ダンス」は15日に田烏入りし、連日練習に励んでいる。八百比丘尼伝説にちなんだ新作劇「魚人喜譚(さかなびときたん)」を披露する。頭が魚の「へし子」が看板女優の「海猫一座」が、田烏にたどり着いたという設定の不思議な物語。林周一代表は棚田の風景を気に入り「この景色の中で、この土地の伝説を原点にした劇を住民と一緒に演じられる。まさしく総合芸術だ」と意気込む。

 昨年会場を盛り上げたアーティスト十数人による「白崎映美&東北6県ろ~るショー!!」、新潟で結成され国内外で活躍するプロ和太鼓集団「鬼太鼓座」も出演する。蔵シアターでの影絵人形芝居、ちんどん、ダンスパフォーマンスなども集落内で楽しむことができる。

 新潟県新潟市出身で東京都在住の映像監督、杉本信昭さん(62)が、自然豊かな海辺や集落の雰囲気に引かれ、昨年初めて海のステージを企画した。今年は昨年の2日間から10日間に期間を拡大した。

 チケットはホームページか、小浜市駅前町のメガネの正視堂、同市大手町の創楽堂で購入できる。

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 海のステージの実行委員会は、福井新聞社などによる福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で開催費を募り、福井県内外から123万5千円(目標額100万円)を集めた。

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