フィルム糸の光沢や透け感が印象的なスカート(ファイブフォックス提供)

 アパレル大手のファイブフォックス(東京)は、三澤機業場(本社福井県あわら市田中々、三澤繁幸社長)の織物技術を取り入れた男性向けシャツや女性向けスカート、ブラウスを製作し、販売を始めた。光沢のあるフィルム糸で織った生地を使っており、光沢や透け感が印象的な衣料に仕上がっている。

 高い技術を持つ日本の職人とコラボレーションした商品を中心に展開する、ファイブフォックスのブランド「コムサイズム コンテンポラリー」として商品化した。

 フィルム糸は、ポリエステルのシートを細く切ったテープ状の糸。切れやすくねじれやすいといった難点があるが、三澤機業場は約30年前から独自の技術で課題を克服し、衣料用生地を手掛けてきた。商品化したシャツやブラウスの各所に、ストライプ、ボーダー、チェックの柄がフィルム糸で表現されている。

 三澤社長は「非常に手間が掛かったが、うちにしか作れない生地を提供できた」と振り返った。

 男性向けシャツは1万5120円、女性向けブラウスは1万2960円、スカートは1万7280円(いずれも税込み)。それぞれ黒と白の2種類がある。福井県内ではアピタ福井大和田店(福井市)の店舗で取り扱っており、ファイブフォックスのオンラインストアでも販売している。

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