福井地裁

 福井県坂井市の会社事務所に侵入し現金を盗んだとして建造物侵入と窃盗の罪に問われた同市、無職の男(43)の初公判が5月16日、福井地裁(渡邉史朗裁判官)であった。被告は起訴内容を認めた。検察側は、宅配便会社のトラック運転手だった被告が、配送先に盗みに入ることを視野に入れながら業務に当たっていたことを明らかにした。

 検察側は冒頭陳述で、被告が事務所や店舗などに荷物を配送した際、事務員の動きから現金の保管場所に目星を付け、消灯時間にも注意を払っていたと指摘。「同じ事業所で複数回犯行に及ぶケースもあった」と説明した。

 起訴状によると、被告は2月14日ごろ、同市の会社事務所に侵入し、現金約5千円を盗んだとされる。

 捜査関係者によると、被告は、同市や永平寺町で50件以上の犯行を繰り返していたとみられる。

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