東京湾岸署から保釈されたピエール瀧被告(4月4日撮影) (C)ORICON NewS inc.

 テクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)が、今秋公開の映画『宮本から君へ』に出演することが15日、わかった。同作の製作委員会は「事件発覚後、幾度となく協議を重ねてまいりました。その結果、ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論に至り、製作委員会の総意として、本作品の改編・追加撮影を行わないまま、劇場公開することと致しました」と説明している。

【写真】池松壮亮、『宮本から君へ』で丸刈りに

 瀧被告においては、コカイン若干量を使用したとして、麻薬取締法違反の罪で3月12日逮捕。その後、起訴され、4月4日に保釈された。本作品の撮影は昨年9月29日~10月30日の期間に完了している。

 本作以外にも映画『麻雀放浪記2020』(4月5日公開)が、瀧被告に代役を立てることなく出演させた。主演の斎藤工は、当時の取材で「ピエールさんが携わっている映画制作者、ドラマ制作者の方。作品ごとに議論は必要ですが、『麻雀放浪記2020』が出した、一つの特殊なケースかもしれないけど、答えが同じ映画人の希望になることを祈っております」と、公開に踏み切った思いを語っていた。

 同映画は、昨年4月にはテレビ東京系の『ドラマ25』枠で連続ドラマ化もされ、『第56回ギャラクシー賞テレビ部門』で奨励賞を受賞するなど反響を呼んだ。原作は、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録。ドラマでは、営業マンとして奮闘する“サラリーマン篇”が描かれた。映画では、宮本とヒロイン・中野靖子を中心に“人間賛歌”が描写されるエンターテインメント作品になっている。

 主演はドラマに続いて池松壮亮が務め、ヒロインは蒼井優が担う。追加キャストとして井浦新、一ノ瀬ワタル、佐藤二朗の出演が決定。瀧被告は、真淵拓馬(一ノ瀬)の父で宮本(池松)の得意先の部長・真淵敬三を演じている。

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