NHK杯に向けて段違い平行棒の練習に取り組む福井県立鯖江高校の宗万凜=福井県の鯖江市立待体育館

 体操の世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯(18、19日・東京)に、福井県立鯖江高校の宗万凜(むね・まりん)が出場する。福井県勢の高校生女子としては、井上あい子(当時北陸高)が出場した1996年以来23年ぶりとなる。

 宗は大阪府出身の2年生。3月の全国高校選抜大会では個人総合で準優勝、種目別床運動では優勝するなど、リズム感と柔軟性に優れたオールラウンダー。

 4月に行われた個人総合の全日本選手権では予選を19位で通過。決勝は21位で上位24人に入り、NHK杯の出場権を得た。アクロバティックな技を得意とし、種目別平均台では寺本明日香(ミキハウス)、村上茉愛(日体ク)に次ぐ3位に入る実力の高さも見せつけた。

 全日本選手権は中学2年以来2度目の出場だった。「前回は予選通過できず、決勝に進めてうれしかった。段違い平行棒は落下ミスがあり悔しかったが、平均台は上位に食い込むことができて自信につながった」と振り返った。

 NHK杯はナショナル強化選手の選考も兼ねている。将来は世界で戦う選手になりたいという宗は「挑戦者としてナショナル入りを目指す。自分の持っている力を出し切りたい」と練習に余念がない。

 県勢男子では、いずれも鯖江高出身の荒屋敷響貴(順大)、岡準平(徳洲会ク)、種目別枠で杉野正尭(鹿屋体大)、大久保圭太郎(順大)が出場する。

 

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