北陸新幹線

 北陸新幹線敦賀-新大阪間の早期建設に向けて大阪府は、官民一体で「早期全線開業実現大阪協議会(仮称)」を設立し、決起大会を6月14日に大阪市内で開く。国への働き掛けを強力に進めるとともに、関西の機運醸成を図る。

 同協議会は吉村洋文大阪府知事と尾崎裕・大阪商工会議所会頭が共同代表を務め、大阪府、大阪市、大阪商工会議所、関西経済連合会、関西経済同友会などの団体で構成する予定。

 決起大会には協議会のメンバーはじめ、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の関係者、大阪府関係の国会議員、国土交通省やJR西日本の担当者らが出席する見通し。

 協議会の設立については、3月に大阪市内で開かれた自民党の「北陸新幹線整備PT」の会合で、大阪府が2019年度に設立すると明らかにしていた。北陸圏と関西圏の交流拡大に一日も早い北陸新幹線の全線開業が不可欠とし、国への要望活動に積極的に取り組むほか、ホームページやSNS(会員制交流サイト)で情報発信する。

 敦賀-新大阪の建設を巡っては、現行の新幹線の整備スキームでは、金沢―敦賀が4年後に開業しても、31年春予定の北海道新幹線札幌開業までは国費が付かない。このため、福井県など沿線自治体や経済界は早期に2兆1千億円とされる建設費を確保し、敦賀開業後すぐに着工し全線整備するよう求めている。

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