キッチントレーラー内で調理したラーメンを提供する山中与志一社長(左)=福井県坂井市春江町針原

 福井県福井市の通称片町などでラーメン店3店舗を展開する「いちろく」(本社同市順化2丁目、山中与志一社長)は、出張してラーメンを提供できるキッチントレーラーを導入した。企業などからの要望やイベントでの出店に活用する考え。山中社長は「食を通じた娯楽を提供していく」と話し、自ら外に飛び出していくことで知名度向上にもつなげたいとしている。

 山中社長は2007年に福井県あわら市で創業。その後、福井市の片町やハピリン内に出店した。ラーメンは鶏と魚を中心に取っただしをバランス良く混ぜ合わせたスープが特徴という。

 「ラーメンという食材を使って、多くの人を楽しませるようなことがしたい」と考え、キッチントレーラーを導入することにした。昨年、山中社長自身が顧客だった渡辺モータース(福井県坂井市春江町針原)に話を持ち掛け、全長12メートルのキッチントレーラー用の車両を改装してもらい、調理用の設備を備え付けた。約800万円掛けた。

 これまでに坂井市内に出張して地元住民にラーメンを提供したほか、4月下旬に福井市のハピテラスで行われたイベントにもキッチントレーラーで出店した。山中社長は「お客さんの反応は良く、喜んでもらえたのではないか。うちの地域にも来てほしいという要望もあった」と手応えを感じている。

 出張費については相談に応じる。問い合わせは、ハピリン内のふくい駅前いちろくらーめん=電話0776(43)1639。

関連記事