「福井からも政治家を目指す女性が増えてほしい」と語る稲田朋美氏=衆院議員会館

 女性議員が活躍できる環境を整えようと、自民党の女性国会議員有志が議員連盟「女性議員飛躍の会」を結成した。共同代表に就いた稲田朋美衆院議員(福井1区)が福井新聞のインタビューに応じ、政治家を目指す女性を増やし応援したいと意欲を語った。

 -議連を結成した狙いは。

 「世界的に見て、日本の女性政治家は非常に少ない。OECD(経済協力開発機構)諸国の中では165位、G20では最下位だ。学校で女性が生徒会長や学級委員になっているのに、政治の世界では少ない。女性も能力があれば登用されるが、一方で『政治は男のもの』という意識があるとも感じる。それを変えていく必要がある」

 「先日、OECDのグリア事務総長と意見交換した時、日本は男女平等が進んでいない国に見られていると感じた。解決していかないと世界に誤解される」

 ―議連ではどのような活動に取り組むのか。

 「一番の柱は、女性の政治家を増やすことだ。行政改革担当相を務め、財政再建計画に携わった経験から、数値目標を立てないと改革は進まないと思っている。まずは議連として数値目標を立てていきたい」

 「党の女性政策に提言し、女性候補の選挙応援をしたい。党の組織である女性局とは別の角度から応援できるのではないか。議連には大臣、副大臣、党役職の経験者がいるので、女性議員ならではの苦労、気を付けるべき点などをアドバイスしたい。地方議員の皆さんとも気軽に意見交換したいと思っている」

 ―党本部に開設する「女性政策研究所(仮称)」の位置付けは。

 「活用については党の女性局、女性活躍推進本部と話し合って決めたい。女性議員が子ども連れで訪れたり、地方議員と意見交換したりできる部屋が党本部にあるのは良いことだと思う。女性政策に関する資料を部屋に置き、自由に持ち帰れるようにできたらと思っている」

 ―地方議員を応援したいという思いを感じる。

 「自民党の地方議員は女性が少ない。もっと言うと、福井県議会、福井市議会には党所属の議員が1人もいない。ただ党員の40%は女性だ。議連の活動を通じ、女性政治家を増やそうという意識を、女性党員に持ってもらうことも重要だと思う。地方の女性の意識を変えたい。福井からも政治家を目指す女性が増えてほしい」

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